Posted by on 2014年6月27日

[拡散して被害を防ぎましょう]
個人情報流出がニューストピックになるようになって久しいですが
流出というのは実は皆さんが考えているよりも、とても恐ろしいことなんです。
もしあなたが被害に遭ってしまったとしら・・・・・
自分の口座の残高がスッカラカンになっていた!!
クレジット会社から多額の請求がきた!!!
こうした詐欺被害が実際に自分の身に起こってしまうんです。

ですので、被害に遭わないように最低限の心得と予備知識を持ちましょう。
自分の財産は自分で守りましょう!
今回はそんなオンライン詐欺について書きたいと思います。
詐欺

「フィッシング詐欺」というものを皆さんご存じでしょうか?
「フィッシング」は、「fishing」の魚釣りではなく「phishing(造語)」です。
釣り場(フィッシングサイト)にあなたを誘導して個人情報を抜き取るというのが主な手口です。

被害に遭う主な流れ

①悪意のある第三者が金融機関、団体、会員制サービス(オンラインゲームも!)を装って
ID、パスワード、口座番号、カード番号、暗証番号などをあなたにメールや電話、郵便物などを使って聞いてきます。

②メールにはあなたが利用しているサービスと本物そっくりな作りにしています。見分けは本当につきにくいです。
本文には本人認証の為のもっともらしい文言とリンクが貼ってあり、そこにアクセスされるように誘導されます。
郵便物の場合はCD-ROMだったり、書類の場合もあるみたいです。

③個人情報を抜き取られた場合、IDを乗っ取られ、使用する関連するサービス情報から二次的な被害に遭ったり、
本人になりすまし、金銭的な被害に遭うこともあります。

予防策
□金融機関へ直接確認
金融機関(銀行、保険、カード会社など)は、メールにてカード番号や暗証番号を聞いてくることはありません。こうした場合、直接電話であなたの方から金融機関に確認してください。
カードの裏にはカスタマーセンターの番号が載ってます。

□URLの確認
アドレス蘭を確認しましょう。

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画像のURLを参考にするとメールの宛先がまずおかしいのがわかります。
次にサイトですが「direct.co.jp」のあとが「vri.co.in」となっています。ドメインがおかしいです。
検証の為にサイトにアクセスしたところ、TOPページのリンクやF&Qページは本物のサイトへリンクしており
実に巧妙にサイトを作り込んでいました。
インターネット上で、個人情報など重要な情報を入力する際には暗号化されるのが一般的であるため、
URLがhttps://~から始まっていることを確認し、電子証明書の内容を確認しましょう。
他にも送信者や安易にクリックしないのも重要です。

□サイトでわざと間違える
フィッシングサイトの目的は個人情報の収集が目的である為、デタラメな情報を入力してもログインやアクセスできる場合が多いです。
もう一度言います。ウェブで金融機関が確認することはありません。
アクセスしてしまった場合、サイトの動きで判断するのも手です。

□セキュリティーソフトの導入
セキュリティーソフトにはフィッシング詐欺のフィルタリング機能や感染防止機能が備わってるものも多く、
それらの設定を見直すことで被害を予防できます。
また、インターネットブラウザソフトも判別機能を有効にすることで判別もできます。

□IDとパスワード、メールを使い回さない
覚えるのが面倒だからと同じものを使うとひとつ漏れただけで甚大な被害に遭います。
買い物用、ネットサービス用など、面倒でも使い分けて使用しましょう。
こうすることで迷惑メールの被害に遭っても切り捨てが容易です。
※SNSのIDと連携してログインできるサービスも個人的にはどうかなと思います。

□パソコンやスマホにパスワードを覚えさせない
イチイチ入力するのって面倒ですよね?しかし、キーロガーソフトやウイルスなど
こうした保存情報を流出されることができるものもありますので注意しましょう。
ID,パスワードは大文字小文字数字入れてなるべく長めにしましょう。

□それでも被害にあったらどうするの?
各都道府県のサイバー対策課へご相談ください。
警視庁「フィッシング110番」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku406.htm#110
フィッシング対策協議会
http://www.antiphishing.jp/

信販会社、金融機関への連絡も忘れずに!

一番大事なのは冷静になって確認することです
手口は多様化するばかりなので、他人毎ではなく、しっかりと意識し、被害を未然に防ぎましょう。
覚えておけばあわてることはありません。架空請求も同じです。
相手にしないことです。
一人でも多くの方の意識が変われば幸いに思います。

他の予防策の意見がありましたらコメントお願いします。

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